「ジンクス」は縁起が悪い?プレッシャーになると失敗する

茶柱が立っているお茶を飲むと必ずホームランか出るんですよ。今日も立ってたんでジンクスどおり打てました」どこもおかしいところはなさそうです。俗に「茶柱が立つ」といいことが起こる前触れだとされていますし・・・。実は、「ジンクス」の意味が違っているのです。「ジンクス」は「縁起の悪いもの。けちのつくものにの意味で。例文のように、よいことには使われません。

 「茶柱が立つと打でない」

 「家を出て最初に女性に会うと打てない」

こうしたことが積もり積もると「ジンクス」となり、よけいに気にするようになって、大スランプに陥ることもあります。なお、「縁起をかつぐ」は、縁起の良し悪しに関係なく使われます。余談になりますが、「ジンクス」は英語で「jinx」と書き、アリスイという鳥のことです。昔、ギリシアで奇術とか魔術に現在のハトのように使われた鳥で、不思議な力をもつ魔鳥として不吉なものの代表となったようです。平和の象徴のハトと比べると不幸な鳥ですね。

「財界の一人者」はひとりもの?

「財界の一人者となられたA氏」これでは、妻に先立たれた財界人と思われ同情されることはあっても「財界のトップ」と思われないかもしれません。書く人は「いちにんしゃ」と考えて「一人者」と書くのでしょうか、読むほうは「ひとりもの」と誤読するおそれがあります。

「第一人者」と、必ず「第」を落とさないようにしなければなりません。意味は「ある社会または分野でいちばんすぐれ、他に肩をならべる者のないほどの人」です。ちなみに「ひとりもの」の場合は「独り者」と書くようにします。「ひとりごと」「ひとりだち」なども「独り言」「独り立ち」です。「独自」「独立」の熟語と対応します。

— posted by 間中 at 12:13 am