「飲み交わす」では交互にしか飲めない

「久し振りに酒を飲み交わそう」これでは.酒を代わる代わる飲むことになって、相手が飲んでいる間は、じっと待っていなければなりません。正しくは「酒を酌み交わす」といい。互いに「もう一杯、どうぞ」とお酌し合うことを表しています。また「杯を交わす」ともいいます。

「しろうとはだし」ではほめられない

「見事な絵ですね。まるで”しろうとはだし”ですねえ」このように感心されても喜んではいられません。「くろうとはだし」でないとほめ言葉にならないからです。これは「はだし」の意味を知らないために「しろうと」だったか「くろうと」だったかわからなくなって間違って覚えてしまったのでしょう。

意味がわかれば間違えようがありません。つまり「くろうともはだしで逃げる」それほどすぐれているというのです。しろうとでは裸で逃げたってほめ言葉にはなりません。

もう一つ「しろうとばなれ」ということばもあります。しろうとの域を出てくろうとに近いくらいにすぐれていることです。「くろうとはだし」、「しろうとぱなれ」、どもろもくろうとに匹敵するようですが、あくまでもしろうとだからいってもらえるほめ一言葉です。うっかり本気にして「画家」に転業してはいけません。なお、くろうとは「玄人」。しろうとは「素人」と書きます。

— posted by 間中 at 12:33 am